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Instagramの投稿を続けていると、「どの投稿がなぜ見られたのか」を振り返りたくなる場面があります。
この記事では、自分のアカウントの投稿データをAIに整理してもらい、伸びた投稿の傾向について仮説を立て、その仮説を自分の数字で確かめる方法を順番に紹介します。
先にお伝えしておくと、AIはデータから「こういう傾向がありそうだ」という仮説を出す手伝いはできますが、その仮説が正しいかどうかを決めることはできません。
大切なのは、AIの答えをそのまま信じるのではなく、元の数字と照らし合わせ、次の投稿で1つずつ確かめていくことです。
この記事に出てくる数値やプロンプトはすべて仮の例です。
投稿データをAIで振り返るとは|できることとできないこと
投稿データをAIで振り返るとは、自分のアカウントの投稿ごとの数値を表にまとめてAIに渡し、傾向の候補を挙げてもらう作業のことで、AIが出すのは確かめる前の仮説であり、成果を約束する答えではありません。
投稿の数が増えてくると、どの投稿がよく見られたのかを頭の中だけで比べるのは難しくなります。
そこで、投稿ごとの数値を表にまとめ、AIに「この中で反応が多かった投稿に共通する点は何か」と聞くと、自分では気づきにくい切り口を挙げてもらえることがあります。
一方で、AIができないこともあります。
AIは渡された表の中だけを見て答えるため、表に入っていない事情(投稿した日の出来事や、ほかのアカウントでの紹介など)は考えに入りません。
また、AIの答えには、もっともらしいけれど元の数字と合わない内容が混ざることもあります。
| AIに頼みやすいこと | AIに任せきりにしないこと |
|---|---|
| 数値の表から傾向の候補を挙げる | その傾向が本当に原因かどうかの判断 |
| 投稿をテーマや形式で分類する案を出す | 分類が実際の投稿内容と合っているかの確認 |
| 次に試す投稿のアイデアを並べる | どのアイデアを試すかの最終判断 |
インサイトの基本的な見方はインサイトの見方の解説で紹介しています。
AIに渡す前に決める3つのこと
AIに投稿データを渡す前には、振り返りの目的、対象にする期間と投稿、比べる数値の3つを決めておくと、AIの答えを自分の判断に使いやすくなります。
何も決めずにデータを渡すと、AIは一般的な答えを返しがちです。
まずは、何のために振り返るのかを1つに絞りましょう。
たとえば「保存されやすい投稿の特徴を知りたい」「プロフィールを見てもらえた投稿の共通点を知りたい」など、知りたいことを1文で書いておきます。
次に、対象にする期間と投稿を決めます。
期間の長さに決まった正解はありませんが、比べる投稿の数が少なすぎると、偶然の差を傾向と見誤りやすくなります。
途中でアカウントの方針を大きく変えた場合は、変えた前と後を分けて扱うと比べやすくなります。
期間を決めるときは、季節の行事やキャンペーンなど、ふだんと違う出来事があった投稿に印をつけておくのもおすすめです。
そうした投稿は数値が大きく動くことがあり、ほかの投稿と同じように比べると、傾向を読み違える原因になります。
AIに渡すときも、「この投稿はキャンペーン中のもの」と列に書いておけば、AIも区別して答えやすくなります。
最後に、比べる数値を決めます。
Instagramのインサイトで確認できる数値の名前や定義は、画面の表示やInstagramの公式ヘルプに合わせてください。
目的に関係する数値だけに絞ると、AIの答えもぶれにくくなります。
| 決めること | 考える問い | 仮の例 |
|---|---|---|
| 目的 | 何を知りたいのか | 保存されやすい投稿の特徴を知りたい |
| 期間と投稿 | どの範囲の投稿を比べるか | 方針を変えた後のフィード投稿だけ |
| 比べる数値 | 目的に関係するのはどの数値か | 投稿ごとの保存の数と、表示された数 |
集めるデータの例と表の整え方
AIに渡すデータは、投稿ごとに1行、日付・形式・テーマ・決めた数値を列に並べた表にし、個人や顧客を特定できる情報は入れない形に整えるのが基本です。
データは、スプレッドシートなどで投稿ごとに1行の表にまとめると、AIにも自分にも読みやすくなります。
数値だけでなく、投稿の形式やテーマ、1枚目の見出しなど、自分が比べたい切り口も列にしておきましょう。
AIは列に書かれていないことは比べられないため、何を比べたいかを列で表すことが大切です。
| 列の例 | 入れる内容 | 入れないもの |
|---|---|---|
| 投稿日 | 日付と曜日 | なし |
| 形式 | フィード、リール、ストーリーズなど | なし |
| テーマ | 自分で決めた分類名 | コメントした人の名前など |
| 1枚目の見出し | 投稿の冒頭の言葉 | 顧客の名前や連絡先 |
| 決めた数値 | 目的に関係するインサイトの数値 | 個人を特定できるDMの内容 |
表を作ったら、数字の入力ミスがないかを一度見直しましょう。
AIは入力された数字をそのまま使うため、入力ミスがあると、それを元にした答えも間違ったものになります。
投稿のテーマの分け方に迷う場合は、アカウントのコンセプト設計の解説も参考になります。
AIに渡す表の具体例
AIに渡す表は、投稿ごとの行に形式・テーマ・見出しと決めた数値を並べ、比べたい切り口が列として読み取れる形にしておくと、AIが傾向の候補を挙げやすくなります。
言葉だけでは表の形がイメージしにくいため、仮の例を用意しました。
数値はすべて説明のための架空の値で、実際のアカウントのデータではありません。
自分の表を作るときは、列の名前を自分が決めた目的と数値に合わせて変えてください。
| 投稿日(仮) | 形式 | テーマ | 1枚目の見出し | 保存の数(仮) | 表示された数(仮) |
|---|---|---|---|---|---|
| 月曜 | フィード | 手順の解説 | 3つの手順で整える | 40 | 900 |
| 水曜 | リール | 日常の紹介 | 今日の作業風景 | 8 | 1,500 |
| 金曜 | フィード | よくある質問 | よく聞かれる質問に答えます | 25 | 700 |
| 翌週月曜 | フィード | 手順の解説 | 初めての人向けの手順 | 35 | 800 |
| 翌週水曜 | リール | 手順の解説 | 手順を動画で見せる | 20 | 1,200 |
この表をAIに渡すと、たとえば「手順の解説のテーマは保存が多い傾向がありそう」「リールは表示が多いが保存は少なめ」といった候補が返ってくるかもしれません。
ただし、この例のように投稿の数が少ない表では、偶然の差の可能性が大きく、傾向と言い切ることはできません。
表の行が少ないうちは、AIの答えを「次に試すことの候補」として扱いましょう。
表を作るときは、保存の数と表示された数のように、割合を計算できる組み合わせを入れておくと、投稿ごとの比べ方の幅が広がります。
割合を計算する場合は、どの数値をどの数値で割ったのかを表の上に書いておくと、後から見返したときに迷いません。
目的別に見る比べる数値の組み合わせ
比べる数値は目的によって変わり、見返されやすさを知りたいなら保存、関心の深さを知りたいならプロフィールへの移動、届いた広さを知りたいなら表示の数というように、目的と数値を1対1で結びつけて選ぶと振り返りがぶれにくくなります。
インサイトにはさまざまな数値が表示されますが、すべてを一度に比べる必要はありません。
目的ごとに、主に見る数値を決めておくと、AIへの質問も具体的になります。
次の表は考え方の例で、数値の正式な名前と定義はInstagramの画面や公式ヘルプに合わせてください。
| 知りたいこと | 主に見る数値の例 | あわせて記録したいこと |
|---|---|---|
| 投稿が見返されやすいか | 保存の数 | 投稿のテーマと構成 |
| アカウントへの関心が深まったか | プロフィールへの移動に関する数値 | 投稿の最後の一言 |
| どのくらい広く届いたか | 表示に関する数値 | 投稿した曜日と時間 |
| 反応のしやすさ | いいねやコメントの数 | 問いかけの有無 |
複数の目的がある場合でも、1回の振り返りでは1つの目的に絞るのがおすすめです。
目的を絞ると、AIへの質問も答えの確かめ方もシンプルになります。
インサイトで数値が見られないときの原因は、インサイトが見れない原因の解説で確認できます。
AIへの頼み方|仮説を出してもらうプロンプトの例
AIに頼むときは、目的、表の中身の説明、出してほしい答えの形を伝え、「確かな事実」と「仮説」を分けて書くよう指示すると、答えを確かめやすくなります。
プロンプトでは、AIに何をしてほしいのかを具体的に伝えます。
特に、AIの答えを後で確かめやすくするために、「表から言えること」と「推測」を分けて書いてもらうのがおすすめです。
次は仮の例です。
【プロンプトの仮の例】
以下は私のInstagramのフィード投稿の一覧です。
列は、投稿日、形式、テーマ、1枚目の見出し、保存の数、表示された数です。
目的は、保存されやすい投稿の特徴を知ることです。
表から読み取れることと、あなたの推測を分けて、それぞれ3つまで挙げてください。
推測には、確かめるために次に試すとよい投稿の案も1つずつ添えてください。
AIが答えを出したら、「表から読み取れること」として挙げられた内容が、本当に表の数字と合っているかを確かめます。
たとえば「このテーマの投稿は保存が多い」と書かれていたら、該当する投稿の数字を自分で見直しましょう。
プロンプトの基本的な書き方はChatGPTでインスタ投稿を作成するプロンプトで紹介しています。
AIの仮説を自分の数字で確かめる手順
AIの仮説は、元の表で裏付けを確認し、1つの仮説だけを変える投稿を試し、結果を記録して比べるという順番で確かめると、思い込みで判断することを減らせます。
AIの仮説は、そのままでは「そうかもしれない」という段階です。
次の手順で、1つずつ確かめていきましょう。
| 手順 | やること | 仮の例 |
|---|---|---|
| 1. 元の表で確認する | AIが挙げた傾向が、表の数字と合っているかを見る | 「手順を番号つきで書いた投稿は保存が多い」が本当かを該当投稿で確認する |
| 2. 確かめる仮説を1つ選ぶ | 複数ある場合は、試しやすいものから1つだけ選ぶ | 番号つきの手順の仮説を選ぶ |
| 3. 変える点を1つにして試す | テーマや形式は変えず、仮説に関係する点だけを変える | 同じテーマで、番号つきの手順にした投稿を作る |
| 4. 結果を記録する | 決めた数値を、これまでの投稿と同じ方法で記録する | 保存の数と表示された数を表に追加する |
| 5. 比べて次を決める | 差があったか、偶然の範囲かを考え、次に試すことを決める | 差が小さければ、別の仮説に移る |
1回の投稿だけで結論を出さず、同じ条件で何回か試してから判断すると、偶然の差に振り回されにくくなります。
確かめた結果は、仮説と一緒に記録しておきましょう。
顧客に関するデータをAIで扱うときの個人情報の注意点

お店や事業のアカウントで顧客に関するデータをAIで扱う場合は、個人を特定できる情報を入れずに集計した数値だけを使い、利用するAIサービスの利用規約やプライバシーポリシーを確認してから入力することが大切です。
個人や小さな事業のアカウントでも、来店や購入、問い合わせなど、顧客に関するデータとSNSの投稿をあわせて振り返りたい場面があります。
このとき気をつけたいのが、顧客の個人情報の扱いです。
個人情報保護委員会は、「生成AIサービスの利用に関する注意喚起等」(令和5年6月2日)の中で、個人情報取扱事業者が生成AIサービスに個人情報を含むプロンプトを入力する場合は、特定された利用目的を達成するために必要な範囲内であることを十分に確認するよう求めています。
同じ資料では、本人の同意なく個人データを含むプロンプトを入力し、その個人データが応答結果の出力以外の目的で扱われる場合、個人情報保護法の規定に違反する可能性があるとして、サービスを提供する事業者がその個人データを機械学習に利用しないことなどを十分に確認するよう求めています。
また、一般の利用者に向けては、入力した個人情報が機械学習に利用されることがあるリスクや、応答に不正確な内容が含まれるリスクを踏まえて判断すること、サービスの利用規約やプライバシーポリシー等を十分に確認することが挙げられています。
こうした点から、SNSの振り返りでAIを使うときは、顧客の名前や連絡先、DMの内容などは入れず、「テーマごとの問い合わせの件数」のように集計した数値だけを使う形が扱いやすいでしょう。
| 確認すること | 具体的な行動 |
|---|---|
| 入力する情報 | 名前、連絡先、DMの本文など個人を特定できる情報は入れず、集計した数値にする |
| 利用目的 | 入力が、決めた目的に必要な範囲に収まっているかを確かめる |
| サービスの規約 | 利用するAIサービスの利用規約とプライバシーポリシーを読み、入力した内容の扱いを確認する |
| 出力の確認 | AIの答えに不正確な内容が混ざる前提で、元の数字と照らし合わせる |
相関と因果を取り違えないための注意点
AIが「この特徴の投稿は反応が多い」と答えても、それは一緒に起きていることを示すだけで、その特徴が反応を増やした原因だとは限らないため、原因を確かめるには条件をそろえた比較が必要です。
データを振り返るときに起きやすいのが、「一緒に起きていること」と「原因と結果」の取り違えです。
たとえば、ある形式の投稿の反応が多かったとしても、その形式のせいなのか、その時期に投稿したテーマが関心を集めやすかったからなのかは、表だけでは区別できません。
原因を確かめたいときは、前の章の手順のように、変える点を1つにした投稿で比べることが役に立ちます。
それでも、投稿した日や時間、ほかの要因の影響を完全に取り除くことはできません。
結果は「この条件ではこうだった」という記録として扱い、言い切りすぎないようにしましょう。
反応の割合を計算して比べたい場合は、エンゲージメント率の計算方法も参考になります。
振り返りを続けるための記録シート
振り返りを続けるには、仮説、試した投稿、変えた点、結果、次にやることを1行ずつ残す記録シートを作り、AIの答えと自分の判断を分けて書いておくと、後から見返しやすくなります。
AIに聞いた内容や、自分で試した結果は、時間がたつと忘れてしまいます。
次のような記録シートを作っておくと、何を確かめて、何が分かったのかを後から見返せます。
以下は仮の例です。
| 仮説 | 試した投稿 | 変えた点 | 結果 | 次にやること |
|---|---|---|---|---|
| 番号つきの手順は保存されやすい(AIの推測) | 同じテーマの手順の投稿 | 本文を番号つきにした | これまでの同じテーマの投稿と比べて差は小さかった | 1枚目の見出しの仮説に移る |
| 1枚目に問いかけを入れると反応が多い(AIの推測) | 同じ形式の投稿 | 1枚目の見出しを問いかけにした | 結果を記録中 | 同じ条件でもう一度試す |
| 手順の解説はリールよりフィードで保存されやすい(自分の観察) | 同じ手順をフィードとリールで1本ずつ | 形式だけを変えた | まだ1回ずつなので判断を保留 | 同じ組み合わせをもう一度試す |
記録シートの「仮説」の欄には、それがAIの推測なのか、自分で確かめたことなのかを書き分けておきましょう。
投稿のアイデアが足りなくなったときは、投稿のネタのアイデア集も役に立ちます。
AIと一緒に次の投稿案を考えるときのコツ
AIに次の投稿案を考えてもらうときは、確かめたい仮説を1つ伝え、その仮説以外の条件はこれまでと同じにした案を出してもらうと、試した結果を比べやすくなります。
振り返りで仮説が決まったら、次はその仮説を確かめる投稿を作ります。
このとき、AIに「伸びる投稿を考えて」とだけ頼むと、テーマも形式も見出しも一度に変わった案が出てきやすくなります。
それでは、結果が変わったときに何が影響したのか分からなくなってしまいます。
そこで、AIには確かめたい仮説と、変えずに残したい条件をはっきり伝えましょう。
たとえば「テーマと形式は前回と同じにして、1枚目の見出しだけを問いかけの形にした案を3つ出してください」のように頼むと、比べやすい案が出てきます。
出てきた案の中から1つを選ぶのは自分の役割です。
読者に伝えたいことと合っているか、事実と違う表現が混ざっていないかを確かめてから使いましょう。
AIが出した案の言い回しをそのまま使うと、ほかの投稿と口調がそろわないこともあります。
自分のアカウントでいつも使っている言葉づかいに直してから投稿すると、読者にとっても違和感が少なくなります。
案を選んだ理由も記録シートに書いておくと、次の振り返りで判断の流れをたどれます。
| 頼み方 | 出てきやすい案 | 比べやすさ |
|---|---|---|
| 「伸びる投稿を考えて」 | テーマ・形式・見出しがすべて変わった案 | 何が影響したか分かりにくい |
| 「見出しだけを問いかけにした案を出して」 | 見出し以外は前回と同じ案 | 見出しの影響を確かめやすい |
| 「同じテーマで形式だけをリールにした案を出して」 | 内容は同じで形式だけが違う案 | 形式の影響を確かめやすい |
よくある失敗と対策
AIを使った振り返りでよくある失敗は、AIの答えをそのまま信じる、一度に多くの点を変える、個人情報をそのまま入力するの3つで、それぞれ元の数字との照合、変える点を1つにすること、集計した数値だけを使うことで防げます。
AIで投稿を振り返るときに起きやすい失敗と、その対策をまとめました。
| よくある失敗 | 起きること | 対策 |
|---|---|---|
| AIの答えをそのまま信じる | 表の数字と合わない内容で判断してしまう | 答えを元の表と照らし合わせる |
| 一度に多くの点を変える | 何が結果に影響したのか分からなくなる | 変える点を1つにして試す |
| 個人情報をそのまま入力する | 顧客の情報の扱いでトラブルになるおそれがある | 集計した数値だけを使い、規約を確認する |
| 数字だけを追いかける | 投稿の中身の改善につながらない | 数字と一緒に投稿の内容も記録する |
まとめ機能を使って過去の投稿を整理したい場合は、まとめ機能の作り方も参考にしてください。
よくある質問(FAQ)
- Q1. どのAIサービスを使えばよいですか?
- 表の内容を読み取って答えられるサービスであれば使えます。どのサービスでも、入力した情報の扱いは利用規約とプライバシーポリシーで確認してから使いましょう。
- Q2. 投稿が少なくても振り返りはできますか?
- できますが、比べる投稿が少ないと偶然の差を傾向と見誤りやすくなります。結論を急がず、投稿が増えたら改めて振り返りましょう。
- Q3. AIの答えが毎回少し違うのはなぜですか?
- AIの答えは毎回同じになるとは限りません。答えの違いに振り回されず、元の表の数字で確かめられる内容だけを判断の材料にしましょう。
- Q4. 顧客の名前を伏せればDMの内容を入力してもよいですか?
- 名前を伏せても、内容から個人が特定できる場合があります。振り返りに必要なのはテーマごとの件数などの集計であることが多いため、本文は入れずに集計した数値を使う形をおすすめします。
- Q5. どのくらいの間隔で振り返ればよいですか?
- 決まった正解はありません。確かめたい仮説の結果が記録できた時点や、投稿の方針を変えたい時点など、自分の目的に合わせて振り返る時期を決めましょう。
- Q6. スクリーンショットをそのままAIに渡してもよいですか?
- 画面の画像を読み取れるサービスもありますが、画像にはコメントした人のアカウント名など、振り返りに不要な情報が写り込むことがあります。必要な数値だけを表に書き写して渡すほうが、情報の扱いを管理しやすくなります。
- Q7. AIを使わずに振り返る方法と比べて何が違いますか?
- 表を作って数値を比べる流れは同じです。AIを使うと、自分では思いつきにくい切り口の候補を挙げてもらえる点が違います。ただし候補を確かめる作業は、AIを使う場合も自分で行う必要があります。
- Q8. AIの仮説が外れたらどうすればよいですか?
- 外れたこと自体が1つの分かったことです。記録シートに結果を書き、次の仮説に移りましょう。
まとめ:AIは仮説づくり、判断は自分の数字で
Instagramの投稿データをAIで振り返るときは、目的・期間・比べる数値を決め、投稿ごとに1行の表を作ってAIに渡し、傾向の候補を仮説として挙げてもらいます。
AIの答えは確かめる前の仮説なので、元の表と照らし合わせ、変える点を1つにした投稿で試し、結果を記録して比べましょう。
顧客に関するデータを扱う場合は、個人を特定できる情報を入れずに集計した数値だけを使い、利用するAIサービスの規約を確認することが大切です。
AIに頼るのは仮説づくりまでにして、判断は自分の数字で行う形を続けていきましょう。


